老若男女、誰もが楽しめるドールハウスとは?
「小さな家」を意味するドールハウスは、12分の1サイズを基準とするミニチュアの美術工芸品です。実物そっくりに作るための技術はもちろん、知識や創造力、そして何より作品への愛情がみて取れます。またミニチュア作品に込められた歴史的背景や物語性も、ドールハウスの大きな魅力といえます。
日本唯一のドールハウス専門美術館《箱根ドールハウス美術館》では、世界各国のドールハウスを展示しており、数多くのアンティーク〜現代作家の作品を鑑賞できます。海外から展覧会用に収集したコレクション、および日本の現代作家による作品を100点以上揃えています。
性別・年齢を問わず、“老若男女”誰もが一緒に楽しめるのもドールハウスならではの特色。夏休みのシーズンになると毎年、家族参加できるミニチュアものづくり体験のワークショップも開催します(8月無休)。多様なドールハウスの世界には、「見る・遊ぶ・学ぶ・作る・集める・旅する」といった6つの楽しみ方があるのです。
ミュージアムショップ、カフェも充実!雨の日でもOK!
ドールハウス鑑賞の後は、屋内でショッピングやティータイムもゆっくり楽しめます。ミュージアムショップでは、制作キットをはじめ、ドールハウス関連書籍や輸入ミニチュア小物が勢揃い!
お土産に最適な寄せ木細工をふくむ、箱根ゆかりの木工ミニチュアグッズも揃えています。またヨーロッパやアメリカから輸入した外国製の食玩や、作家もののミニチュア家具、手作りハウスキットなど、多数取り揃えております。思わぬ掘り出し物があるかも?
その隣には、箱根の二子山をのぞめる大自然に囲まれた館内にあるカフェ「Cha Cha」があります。充実したドリンクメニュー他、ハッシュドビーフやバゲットなどのランチセット(サラダ付)やデザートも提供しています。展示鑑賞目的以外の、ショップ・カフェのみのご利用の場合は入場無料でご案内しており、わんちゃんと寛げる開放的なテラス席も人気です。
鉄道ファンの聖地!ジオラマ模型ほか、実際に乗れるミニSLも。
「子供と一緒にコドモになれる」をコンセプトに、老若男女みんなが遊んで学べる場所を作りたいという考えのもと、まるでおもちゃ箱のような世界をつくり上げられたミュージアムパーク【はこにわ】。美術館でのミニチュア作品鑑賞のほか、屋内外で様々なアミューズメントも楽しめます。
開放的な温室内に突如現れる、滝の流れる岩場『ジオラマウンテン』では、アルプスを縦断するスイスのパノラマ列車「ベルニナ急行」のミニチュア鉄道模型を実際に走らせることができます(スイッチボタン式)。妖精の棲家のような緑の自然の中で、数々のミニチュアの世界を堪能できる空間となっています。
広々とした自然を生かした散歩道〈ノームの森〉には、開放感のある〈駅舎テラス〉やイベントの実施が可能な〈停車場ステージ〉もあります。そこに線路が敷かれ、《はこにわ鉄道》も開通されました。レールの上を走るミニSL機関車「ピクシー号」は、お天気の良い日に運行中。ノームの森をゆっくり往復するので、大人も子供も問わず乗車可能です。
※はこにわ入場券のご提示で運賃無料(乗車のみの場合は大人300円/子ども100円)